【中学受験】合格を引き寄せる6年生の冬の過ごし方は?

西村則康近影

西村則康 名門指導会代表

40年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師。
「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーションをアドバイス、コーチング手法も取り入れ、親子が心底やる気になる付加価値の高い指導を行う。

目次

冬休み直前 準備期間としての大事さ
冬期講習・冬休み期間 「受けっぱなし」では終わらせない
学習計画は「小さな勝利」の積み重ねで
メンタルと生活管理 「合格力」は学力だけじゃない
「取捨選択」の勇気 ― すべてを完璧にしようとしないい
最後に〜親子で歩む「戦略的な冬」を

6年生の冬休み。それは、多くの中学受験生にとって「合格力を底上げする最後のチャンス」です。

けれど、ただ講習を詰め込むだけでは効果は限定的。時間には限りがあるからこそ、「どこに力を入れるか」「どのように使うか」を子ども自身とご家庭でしっかり設計してほしいと思います。

ここでは、私が日ごろ子どもたちや保護者の方にお願いしている「冬休みの過ごし方」の考え方を、率直にお伝えします。

冬休み直前 準備期間としての大事さ

冬休みが来る直前のこの時期、まずやってほしいのは「自分の現状把握」と「戦略の再設定」です。

たとえば、塾の最近のテストや授業内容を振り返り、「ここは割と理解できている」「ここが弱い」という弱点と強みの棚卸しをお子さん自身にやらせてみてください。

もし「現在、かなりいい出来」(志望校の合格可能性が目に見えるレベル)であれば、その分野は冬休み、「穴埋め」程度でいいでしょう。苦手分野の最終チェックと修正に集中。

逆に、まだ不安が残るなら、無理に全項目を完璧にしようとせず、「自分が得意な分野」「安定して得点できる分野」をあらためて伸ばすことが現実的かつ効果的です。

この準備を怠らずにやっておくことで、冬休みと冬期講習の効果がぐっと高まります。

冬期講習・冬休み期間 「受けっぱなし」では終わらせない

冬期講習は、志望校別入試対策や過去問演習など、非常に濃密な時間です。ただし、受けるだけでは十分ではありません。

私がお勧めするのは、講習で扱った内容を「その日のうち、あるいは翌日までに復習」するサイクルを作ること。それにより、講習内容が一過性の「詰め込み」ではなく、しっかり「自分のもの」になります。

もし講習後に分からなかったところや弱点が出てきたら、帰宅後または夜に「補強プラン」を立て直す、これが本来の冬期講習の使い方です。講習を「きっかけ」にして、自分の弱点と向き合う。これが合格力アップの鍵です。

また、冬休みにどんどん問題を解くのもいいですが、ただ量をこなすのではなく、「分析」を伴う演習にしましょう。間違えた原因(知識か、ケアレスミスか、時間配分か、読み間違えか)を分類し、それに応じて再学習。

この「分析 → 修正 → 再演習」のサイクルこそが、入試直前の実力を確実に底上げします。

学習計画は「小さな勝利」の積み重ねで

冬休みはたくさんのことができそうに思えますが、実際にはあっという間です。だからこそ、日々の学習プランは「短くても達成しやすい目標」に分割するのが大事。

たとえば「今日は算数の標準問題を 2〜3 問」「国語の読解を1題」「理科の重要語句確認を10語」といった具合に、小さなタスクを毎日クリアする。その積み重ねが、自信にもつながりますし、精神的な安定にもつながります。

そして、たとえ「もっとやりたい!」という気持ちになっても、睡眠を削らないこと。実は1時間多く机に向かうより、1時間よく眠る方が、正確さや思考力が上がることが多いのです。

入試直前期には、むしろ睡眠と休息が大きな差を生みます。

メンタルと生活管理 「合格力」は学力だけじゃない

受験直前の冬から年末年始、気が焦ったり、不安になったり、イライラしたり。これは多くの子が通る道です。でも、そんな時だからこそ大切なのは、「心の安定」と「生活リズムの維持」です。

私はよく、親御さんにこうお伝えしています。子どもの頑張りや努力、今できていることに目を向け、「大丈夫だよ」という安心感・信頼感を保つ声かけをしてほしいと。

「がんばれ!」でも「まだ足りないよ」でもなく、「よく頑張ってるね」「今日はゆっくり休もう」〜そんな声がけが一番効果的です。

また、夜型・不規則な生活を続けるのではなく、「朝型」に戻すのがこの時期の鉄則。体調管理と睡眠の質が、当日の出来を左右します。

「取捨選択」の勇気 ― すべてを完璧にしようとしない

私が受験指導を通じていつも思うのは、「すべてをやろう」とすると逆に効果が低くなる、ということ。冬休みや直前期ほど、時間は有限です。だからこそ、何に時間とエネルギーを使うかを慎重に選ぶべきです。

苦手な単元すべてを無理に克服しようとして、かえって中途半端になるより、今安定して点が取れる分野をさらに伸ばす。あるいは、ケアレスミスを減らすための復習や、時間配分の練習を優先する。こうした 「勝負どころ」 の見定めが合格を左右すると、私は考えています。

つまり、「この冬、やるべきこと」と「清算しておくべきではないこと」をハッキリさせ、「合格に直結する力」を着実に伸ばす。それが私の提案です。

最後に〜親子で歩む「戦略的な冬」を

冬休みは、ただ単に「詰め込みの場」ではありません。戦略を立て、自分の弱点と強みを見極め、小さな目標を積み重ね、体と心のコンディションを整える。

大切なのは、お子さんもが自分自身で「今、自分は何ができていて、何をするべきか」を把握すること。そして、ご家庭がそれを静かに支える。

さあ、冬休み、子どもの本気を引き出す「戦略の時間」にしましょう。






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