新中学生へ 中1の定期テストで好成績を取ろう!

西村則康近影

西村則康 名門指導会代表

40年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師。
「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーションをアドバイス、コーチング手法も取り入れ、親子が心底やる気になる付加価値の高い指導を行う。

目次

1. 中学校で上位の成績をキープしていくことが非常に大切
2. 中学校で成績上位をキープするためにすること
3. 中学校での塾通いは「必須」ではない

いよいよ新年度が始まりましたね。

塾では2月からすでに新年度がスタートしていますが、4月からは学校でも真新しい学年となり、皆さんの生活もガラリと変わったのではないでしょうか。

今回は、以前にも少し触れた中学校での勉強について、新中学生の皆さんに向けてお話ししたいと思います。

1. 中学校で上位の成績をキープしていくことが非常に大切

以前「入学式までにこれだけはやっておこう!」と題して、卒業生の皆さんへいくつかのメッセージをお伝えしましたが、新年度への準備はバッチリ進んでいますでしょうか。

ざっくり言うと、先日皆さんにお話したのは、

・入学式までに数学と英語を1学期分予習してほしいということ
・中学校の定期テストは中学受験とは違い、満点を目指すべきテストであること
・今後は確実で丁寧な学習が必要になること
・今後は学校内で上位を目指すことが大切であること
・一生涯学習は続くこと

でした。

今回は、実際に中学校生活が始まったこれからのことについてのお話です。

もし今後もあなたが学力を伸ばし続けていきたい場合、もしくは高校・大学受験を見据えている場合は、以前にもお話した通り「中学校で上位の成績をキープしていく」ことが非常に大切なわけです。

しかし、それでも初めての中間テストで結果が振るわなかった場合、一体どうすれば良いのでしょうか。

「自分はもっと上の学校を(受験で)目指していたんだから、中間テストなんて余裕」
「トップクラスの成績で入試をパスしていたから、〃」

このように考えて春休みや新学期の学習を怠っていた人たちは、よく初めの中間テストでつまずくものです。

あるいは、初めは中学受験の貯金でなんとかなっても、そこからみるみるうちに転落していくことも少なくありません。

2. 中学校で成績上位をキープするためにすること

まず、学校から指示された基本的な課題や宿題は当たり前にやること。

「中学に入ったら遊べると言われていたのに」

という人は大変気の毒ですが、そんなわけはありません。

皆さんが上を目指す限り、当然これからも学習は続いていきます。

春休みにそこそこ予習もして、普段の課題も日々きちんとこなしていたのに最初の中間テストで良い結果が出なかった場合は、なぜそうなってしまったのか原因を探しましょう。

ありがちなのはこのような失敗です。

・学習スケジュールの立て方が甘かった
・算数から数学に変わったことの理解が出来ていなかった
・英単語や熟語を効率的に覚えられなかった

中でも特に多いのが、学習スケジュール管理の失敗。

中学受験では決められた日に塾へ通い、サピックスや四谷大塚が、中学受験当日までの課題を逆算して練り上げたカリキュラムに沿って学習を進めれば良かったですよね。

けれど、これからは違います。

自分自身で、テストにはどの科目があり、それぞれに何をやらなければいけないのかを確認し、テストまでの日数からスケジュールを組まなくてはいけないのです。

どうしても難しい場合、初めのうちは中学受験でお世話になった家庭教師の先生などに相談しても良いでしょう。

とにかく今後は自分で考え、自分で学習や課題を管理できるようになることです。

怖いのは「どうせ」とか、「この程度か」となめて、最初に手を抜く癖をつけてしまうこと。

成績上位で入学した人ほど要注意です。

気を引き締めて、最初の中間テスト、期末テストくらいまでにしっかり自分の学習スタイルを出来るよう、手探りでもコツコツ積み上げていきましょう。

3. 中学校での塾通いは「必須」ではない

一般に、中学1年生の2学期に好成績が取れると、その後(高校受験やその後)まで良い結果をキープできる事が多いです。

この時期に良い成績を叩き出せるのはまぐれや中学受験の貯金によるものではなく、自分で中学校の学習スタイルを確立出来た結果であり、そういう良い結果が出せたことで、本人のモチベーションもぐっと上がり、キープしようとさらに頑張ることが出来るからだと考えられます。

中学に入った途端に「大学受験の塾に入らないと」とあわててしまう生徒さんもいますが、まずは学校で良い成績を取り続けること。

大学受験で良い結果を出す生徒さんは、得てして中学・高校の定期テストでも安定して良い結果を出しているものです。

学校の授業をおろそかにせず、自宅でしっかり予習復習を行い、定期テストで好成績を目指す。

そして何より自分で考え、自分で学習を管理できる能力を中学時代の早い段階で身に付ける。

このことが最終的に大学入試にもつながると思っています。

「(塾通いは)早ければ早いほど良いのでは?!」
「塾に管理してもらわないと遅れを取ってしまうのでは?!」

と焦る必要はありませんし、少なくとも私はそうは思いません。

自分で学習スケジュールを組み、試験でその結果を確認する。

うまくいかなかったら原因を追究し、次回はそこを修正して試験に臨む。

自分の頭で考えてトライ&エラーを積み重ね、経験値を上げていくことの方がはるかに大切だと考えています。

卒業生の皆さんが真新しい学びの日々を大いに楽しみ、素晴らしい中学校生活を送れるよう心から願っています。

       

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