中学受験 ~気になる英語入試の今~

西村則康近影

西村則康 名門指導会代表

40年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師。
「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーションをアドバイス、コーチング手法も取り入れ、親子が心底やる気になる付加価値の高い指導を行う。

目次

1. 増えた英語入試を実施する中学校
2. 2022年は英語受験の「実質解禁年」
3. 御三家が英語入試を導入しないのはなぜか
4. 近年注目される「国際バカロレア」認定校

ときおり心地よい風が吹き、季節の移り変わりを感じる今日この頃ですね。

1. 増えた英語入試を実施する中学校

さて、SAPIXでは10月2日に「2022帰国入試進学フェア・中学受験」がライブ配信形式でオンライン開催されます。


帰国入試に力を入れる大妻・開智日本橋学園・かえつ有明・学習院女子中等科・東京都市大学等々力・東京都市大学付属中学校が参加予定で、入試や入学後のフォローについての説明が行われます。

※締切は9月30日(金)12:00。サピ生以外も参加可
 


以前は帰国生のための入試科目として扱われてきた「英語」ですが、今年の首都圏における中学受験では一般入試で「英語選択」を実施した学校が146校ありました(国立を含む)。



この数は年々増加傾向にあり、ここ5年間だけでも慶應義塾湘南藤沢中等部など51校が新たに英語選択入試を導入しています。


2. 2022年は英語受験の「実質解禁年」

020年から新学習指導要領がスタートして英語が小学5.6年生の必修科目化しましたが、当時の5年生が今年いよいよ受験年度であったため、2022年は英語受験の「実質解禁年」とも呼ばれています。


英語「選択」型ではなく、中高一貫校の江戸川学園取手中学校では国語・算数・社会・理科・英語の「5教科入試」が実施されたことでも、英語受験の拡大が話題になりましたね。
 


グローバル人材育成の需要や「2020年大学入試改革」による変化に伴い、多くの中学・高校がこれまで以上に英語教育に力を入れています。


入学後の英検やTOEFL-iBT、TOEICなどの民間資格取得や検定対策も熱心なので、引き続きこの傾向は続くことでしょう。


3. 御三家が英語入試を導入しないのはなぜか

ただし英語選択入試を導入する学校が増加している反面、いわゆる男女御三家・新御三家では今のところ英語選択入試は導入されていません(2022現在)。


理由はいくつか考えられますが、


・御三家・新御三家には中高で本格的な英語教育カリキュラムが用意されており、入学前の英語力を重視していない。(入学前の受験生には基本4科目の学習到達度向上に全力を注いでほしい)

・小学校での英語教育が開始して間もないため慎重に検討している。(前述のとおり2022年が英語受験の実質解禁年である)


という部分が大きいのではないでしょうか。
 
 


しかし芝浦工業大学柏、江戸川女子中学校、品川女子学院のように、科目として英語を扱わなくとも、英検などの資格を一般入試に加点する学校もあります。
(例:江戸川女子は準2級保持で+20点)


英検資格の扱いについては英検公式サイト内「受験・進学に『効く』!中学」に公表されています。


加点対象の指定級や学校名からも検索できますのでよければ参考にしてみてくださいね。


4. 近年注目される「国際バカロレア」認定校

英語教育・受験において近年注目されているのが「国際バカロレア」認定校です。


国際バカロレアというのはInternational Baccalaureate(世界共通の大学入試資格とそれにつながる小・中・高校生に対する教育プログラム)、略して「IB」(アイ・ビー)のことです。


一言で言えば国際バカロレア機構が提供する資格・総合的な教育プログラムであり、今までインターナショナルスクールにしかなかったこのIB認定校が日本の一般の学校にも認められるようになり、多くの学校で準備が進んでいます。




IB認定を受けた中学校(のクラス)に入学すると、他の生徒と同じ学校にいながら英語のみで行われる授業を受け、世界で今起こっていることや、国際関係の複雑な仕組みなどを理解、分析し、それをどのように解決しうるか日常的に考えることになります。
 


また、このプログラムの利点は在学中にとどまらず、この教育を受け「国際バカロレア」認定資格を得ることができれば海外の大学に進学することが可能になるため、卒業後や将来の大きな可能性の広がりにもつながっています。
(認定試験に合格することで得られる認定証書「DP(ディプロマ)」は世界各国の大学で正規入学資格や受験資格として認められています。)




ちなみに「国際バカロレア」は「多文化に対する理解と尊敬を通じて、平和でより良い世界の実現のために貢献する、探求心、知識、そして思いやりのある若者」、「生涯学習者」の育成を目的としています。



将来国際社会で活躍したいと考えている小学生の皆さんにはもちろん、自分とは異なる人たちの考えやその違いを深く理解出来る人間でありたい、世界の平和のために自分にできることを探したいなどと考えている皆さんにとっても魅力的なプログラムですね。
 




今のところ日本での認定校は177校(2022.6現在)で、そのうちDPが得られるのは63校です。



スタート当初は私立中学校&主に大都市圏のみで見られましたが、現在は全国で徐々に認定校が増え、さいたま市の中高一貫校など公立校でも導入が進んでいます。


英語受験に興味のある受験生の皆さんは、今後の動向をぜひチェックしてみてくださいね。

       

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