【中学受験】面接試験① ~何を見られる?面接で大切なこと~

西村則康近影

西村則康 名門指導会代表

40年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師。
「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーションをアドバイス、コーチング手法も取り入れ、親子が心底やる気になる付加価値の高い指導を行う。

目次

面接試験の合否への影響
面接試験で何を見られるのか
面接の返答内容に、正解はない

冬休みに入り、受験シーズン間近となりましたね。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、中学受験では引き続き面接中止の傾向が続いています。

近年はこれを一つのきっかけに面接を完全に廃止する動きが広まっており、2026年度には頌栄女子学院※、白百合学園、フェリス女学院も面接試験を行わないことを発表しました。

しかし、全ての学校がこの流れにあるわけではありません。
たとえば白百合学園に関しては、2月1日が日曜日となるサンデーショックの今年、多くの受験生が併願しやすくなるよう、今年度のみ面接不要としたという可能性も考えられます。

また、実施は約3分のみで中学校生活の抱負等を問う『雙葉中学校』、今年度から保護者面接を廃止しグループ面接のみを行う『女子学院』、口頭から記述へ方式を変更した『桜蔭学園』のように、『withコロナ』時代や、理想の生徒像の変化に合わせて新しい形を模索しながら、長年重きを置いてきた学科以外の部分(生徒の資質等)のマッチングを、引き続き問う姿勢の学校もあります。

※頌栄女子学院は面接に代えて、受験生の学科試験時間内に、出願内容の確認や簡単なアンケートを同校ホールにて対面で(保護者と)行うとしています。

そこで今日は、中学入試の面接では何を見られるのか、どんな準備や心構えで臨めば良いかをお話ししたいと思います。

面接試験の合否への影響

まず、面接による合否への影響ですが、多くの場合、確かなことは受験生側には判りません。

配点は殆どの学校で設けられておらず、どのような部分を確認したいかという目的も明確には発表されていないことが多いからです。

一般的には、学力試験とは違って参考程度だろうとか、小学校の成績や出席状況、生活態度、面接時のマナーやふるまいによほど問題がない限り合否には影響がないであろう、と考えられています。

しかし、過去には、面接で試験官の先生たちに伝えることができた内容(明確で強い将来のビジョン、スポーツや勉学での目覚ましい活躍、海外経験など)が合格に一役買ったとしか思えない、といった合格者も確かにいます。

学力試験ほどは重視されないにしても、その得点が合否のボーダーライン上に複数人並んだ場合には、面接の内容が大きな決め手になることは間違いないでしょう。

面接試験で何を見られるのか

次に、面接では何を見られるのかということです。
多くの学校では、以下の内容がよく確認されています。

・志望動機(家庭や本人の方針・考えと学校の教育方針がかみ合っているか)

・自己紹介(性格、長所・短所、得意なこと)

・家庭での様子(親子関係、家庭での役割)

・入学後の生活や将来への意識の高さ(夢、抱負)

・通学方法やかかる時間(自覚・熱意)

・小学校の思い出(先生や友人たちと平穏にコミュニケーションを取り、調和しながら学校生活を送れそうか)

・態度、マナー、言葉遣い

また、学校によっては、最近気になったニュースや現在起きている社会問題について自分の考えや意見を求めたり、2~5名ほどのグループで簡単なゲームや発表をさせたりする場合もあります。

大学入試改革やグローバル化に伴い、中学入試の面接においても思考力・表現力、協調性などがより重視されるようになっていることがうかがえますね。

面接の返答内容に、正解はない

面接では、どのような答え方をすれば正解、合格、ということはありません。

面接官はさまざまな質問を通じ、結局は受験生の皆さんの本質を見ています。

大切なことは「こう聞かれたらこう答えよう」と暗記練習することではありません。
目の前にいる面接官(先生)の目をしっかり見て、あわてず、丁寧な言葉遣いで、真摯に受け答えすることです。

そして忘れないでおきたいのは、嘘をつかないこと。

もちろん必要のないことまで何でもかんでも馬鹿正直に言うことは得策ではありません。

例えば、
「他の学校も受けましたか」
と聞かれたとき、本当は他にも受験しているのに
「いいえ、ほかには一切どこも受けていません!ここ一本です」
などと嘘をつくことはやめましょう。

日々子どもたちに接している面接官(教師)たちに嘘は簡単にバレてしまいますし、嘘をつく姿は決して好印象ではありません。

ただし、
「はい!これまで午前午後とできる限り受けてきて、合計10校です。本当は◯◯中学校が第一志望ですが、こちらも滑り止めに受験しています!」
などと、聞かれてもいないことまで言う必要もないのは判りますよね。

面接官に聞かれていることは何なのか。
どのように答えれば良いのか。
しっかり集中して話を聞き、よく考えて答えましょう。
早押しクイズではないので、即座に返答せず、一呼吸おいて考えても構わないことを覚えておいてくださいね。

当日、たとえ緊張の中にあっても、皆さんが自分らしく落ち着いて面接に臨み、合格したい熱意をしっかり伝えられることを願っています。

次回は、面接で「これだけは気を付けたいポイント」、当日の服装についてもお話ししますね。

       

受験相談・体験授業お申込み

必須の項目は必ず入力してください。

名門指導会お申し込みフォーム

※「都関靖治の家庭訪問」は関西圏のみの対応とさせていただきます。

※ 体験授業、家庭訪問ともに、名門指導会からご自宅までの交通費をご請求いたします。関東は霞ケ関駅から、関西は三ノ宮駅からの実費計算となります。

【首都圏での指導可能エリア】
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
 
【関西圏での指導可能エリア】
大阪府、兵庫県、京都府、奈良県
 
その他の地域はご相談ください。

コメントを残す

*