【中学受験】春期講習は必要?~春休みは苦手克服のチャンス!~

西村則康近影

西村則康 名門指導会代表

40年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師。
「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーションをアドバイス、コーチング手法も取り入れ、親子が心底やる気になる付加価値の高い指導を行う。

目次

春期講習の受講を見送って、成績を上げる?
「受講を見送った方が良い」ご家庭の特徴
「受講が必要な」ご家庭の特徴

日々変化する桜のつぼみの先端に、少しずつ緑色の部分が見えてきました。
今年は平年並みの暖かさで、東京では21日が開花予想日とされています。
皆さんの入学式・始業式を美しく彩ってくれるのが楽しみですね。

さてここで毎年桜が満開になる頃に迎える「春休み」について考えてみましょう。
皆さんはこの期間を毎年どんなふうに過ごしていますか?
2週間にも満たない短い期間ですから、いつもぼーっとしているうちに終わってしまうとか、なんとなく塾に行っているだけ、という人も多いかもしれません。

しかし、「受験の天王山」と言われる【夏休み】に比べると軽視されやすいものの、実は【春休み】は、「自分に合ったペースで」「自分の弱い部分を」じっくりと対策することができる非常に貴重な機会です。
むしろ、塾の課題や目の前の学習だけで精一杯になりがちな夏休みよりも、成績を上げるための個人的な学習時間を取るには春休みの方が最適とも言えます。

そこで今回は、春休みを攻略する重要ポイントである、大手中学受験塾が実施する「春期講習の受講」についてお話ししていきたいと思います。

春期講習の受講を見送って、成績を上げる?

春休みといえば、春期講習ですね。
講習中の過ごし方はもちろん、そもそも受講をするかどうか、ということで悩んでいらっしゃる人も非常に多いこととと思います。

実際、大手中学受験各塾の夏期講習は塾生のほぼ100%が受講するのに対し、毎年、春期講習は1〜2割ほどのご家庭で受講が見送られています。

これは、これまでの合格者の証言などから、「春期講習の受講を見送った方が成績が上がることがある」という事実が判っているからです。

ただし、これは全ての塾に言えることではなく、大手中学受験塾の中には春期講習を受講した方が良い所もあります。

それは例えば、サピックスやグノーブルなど、春期講習中も通常授業が進行する塾です。

これらの塾では学年にかかわらず、春期講習は基本的に受けなくてはいけないカリキュラム構成になっています。

春期講習の受講を見送ることを検討する方が良い塾は、そのほかの大手中学受験塾のほとんど(四谷大塚・早稲田アカデミー・日能研・浜学園・希学園など)です。

これらの塾では基本、春期講習期間には復習を行います。
新たな単元を学習しないため、受講を見送ることも検討が可能なのです。

ただし、どの塾も年度によりカリキュラムが多少変化しますし、クラスにより授業で扱う問題やプリント類に違いがあることもあります。
カリキュラム表や校舎の説明会等で、今年度の講習内容をよく確認するようにしてくださいね。

また、受講について相談する際は、塾の窓口に聞いてしまうと、お子さんの個人的な学習状況を鑑みることもなく「講習は必ず受けてください」などとお決まりのように言われてしまう場合もあるので気をつけましょう。

相談は事前にお子さんの成績やテストなどの資料を揃えたうえで、中学受験の指導経験が豊富なベテランの先生に行うか、もしくはお子さんを普段から見てくれていて、現在の学習状況をよく分かっている個別指導の先生にするのが理想的です。

検討の際はこちらのポイントも参考にしてみてくださいね。

「春期講習の受講を見送った方が良い」ご家庭の特徴

前提:春期講習の授業内容が基本的に復習型であること
1. 過去の内容がほとんど理解できているお子さん
成績がここまで安定して伸びており、家庭学習の習慣もしっかりついているお子さんで、これまでの復習よりも先のことが学びたいというモチベーションの高いお子さんは春期講習の受講を見送るのも良いでしょう。

ただしその場合も予習ばかりに気を取られず、一定量の復習は自宅で行う必要があります。

2. 授業内容の理解が浅いお子さん
復習型の春期講習の授業に出て、もう1度塾の授業を聞けば理解できるようになるか、というと、実はそうではありません。

それは多くの場合、同じ先生が、前に一度指導した(習得させた)ことを前提として授業をするので、説明が最低限であったり、もう1度その先生の授業を聞いても、(指導・説明の方法が同じなので)結局理解できないお子さんが多かったりするからです。

このようなケースでは個別指導や家庭教師などを利用するなど、ご家庭で個別に対策をした方が成績の伸びにつながるでしょう。

結局のところ、4年生〜6年生まで共通して、「春期講習での『復習』にあまり意味を感じない」場合には、受講を積極的に見送っても良いと言えます。

とは言え、先ほども少し触れたように、もちろん塾の窓口や先生方は、お子さんの個人的な状況に関わりなく基本的には春期講習の受講を勧めるでしょう。
大きな声では言えませんが、これは塾の商業的な側面からのお勧めであることも頭において検討されると良いと思います。

「春期講習の受講が必要」なご家庭の特徴

お通いの塾が復習型であり、本来ならば受講を見送ることができる場合でも、春期講習を受講した方が良い場合もあります。

それは、家庭教師や個別指導をつけることも、親御さんが学習を見てあげることも難しいうえ、お子さんがご家庭では勉強に手がつかないタイプの場合のご家庭です。

こういった場合は、春期講習への参加は必須だと考えてください。

春休みはお子さんの苦手対策・積み残しの対策をする絶好の機会です。

特に復習型の塾の場合は春期講習を休んで、その間にお子さん1人1人に合わせた復習対策ができれば、それは春休み後に本格的に始動する新学年カリキュラムのスタート以降に、成績を大幅に伸ばすことができる大きなチャンスになります。

中学受験生の皆さんが、各塾の講習内容や自分の学習状況を信頼できる大人とともに冷静に分析し、春休みを最大限に活かせる学習スタイルを見出せるように願っています。

       

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