目次
あなたはどうして受験するのですか?
中学受験が「自分ごと」になっているか
今一度「どうして受験するのか」を見つめ直す
ようやく春の訪れを感じる日が増えてきましたね。
サピックス、四谷大塚など各大手中学受験塾のサイトでは、続々と「合格体験記」がアップされています。
見事合格を掴んだ皆さんも、希望の進学先ではなかった中学校へ進む皆さんも、それぞれに、この中学受験から自信、忍耐、学習習慣、親子の絆、ときには挫折など、数えきれない学びや経験を得られたことと思います。
ぜひ、それらの宝物を胸に、真新しい中学校生活を楽しく充実したものにしてほしいと願っています。
あなたはどうして受験するのですか?
さて、ここで新6年生の皆さんを初め、来年度以降の中学受験を目指す皆さんに質問です。
皆さんはなぜ中学受験をするのでしょうか?
本当に「あなた自身が」それをしたいと思っていますか?
先日、マーケティング支援事業を手掛ける株式会社one(東京都新宿区)による「中学受験に関する調査」が実施され、中学受験経験者の実に7割以上が「(中学受験を)して良かった」と考えていることが判明しました。
中学受験を終えた皆さんのその後を長年見てきたわたしにとっても納得の結果でしたし、これから受験を目指す皆さんにとっても、希望になる結果ではないでしょうか。
ただここで注目したいのが、元受験生の皆さんの、当時の気持ちに関する回答です。
「大変だが意味があると思っていた」・・・37.6%
「よく分からないまま流されていた」・・・30.2%
「できればやりたくなかった」・・・27.3%
と、必ずしも自分の意思で受験と向き合えていなかった人たちが半数以上いたことも、併せて明らかになったのです。
中学受験が「自分ごと」になっているか
長年中学受験のサポートをしてきて思うのは、中学受験が「やらされていること」ではなく「自分ごと」となっている生徒さんは、そうでない場合と比べ、学習への向き合い方がまるで違うということ。
後者の皆さんは、たとえスタート地点が非常に頼りなげだったとしても、そのたくましいやる気と学習への向き合い方によって、驚くほどグングンと成績を伸ばし、最後には良い結果を収めることが少なくありません。
皆さんもご存知の通り、中学受験に向き合うことは容易いことではありません。
遊びたい盛りの年頃の皆さんが、ときにはほかのことを我慢し、たくさん勉強しなくてはなりません。
成績や順位のプレッシャーもあります。
まだ10代の皆さんにとっては、塾通いや休日のテストなどの体力的な大変さもあります。
そんな怒涛の中学受験の日々を、誰かに「やらされている感覚」で取り組むか、或いは自分の「目標、夢、希望」を伴った「前向きな気持ち」で取り組むかで、この長い道のりと経験から皆さんが得るものは、全く違ったものになるのです。
もちろん、一般的に塾通いが始まる9歳くらいの時点で、中学受験を絶対にやり通そうという気持ちや、自分の目標、夢、希望などをはっきりと持てている皆さんはそういません。
初めは、
「仲良しの友達が塾に通っていて行ってみたいから」
「近所の制服を着たお兄さんが格好良くて憧れている」
「文化祭に行ってみたら楽しかったから、あの学校に行きたい」
そんな理由で十分です。
早い時期から、自分ごととして取り組めるきっかけをひとつでも見つけられれば良いと思います。
今一度「どうして受験するのか」を見つめ直す
どうしても、5年生の後半や6年生になってから突然受験を目指し始めたり、やる気を出し始めたりしたのでは、準備も時間も足りず、良い結果を出すのは至難の業です。
低・中学年の皆さんは、春休み前の少しゆとりのあるこの期間を利用して、ぜひご家庭で中学受験をどうしたいかの方針をあらためて確認し合ってみてください。
新5・6年生の皆さんは、いま一度、自分が受験をすると決めた理由や、今もその気持ちを持てているかどうか、最後までやり切る覚悟があるか(先のことは誰もわかりません。
今は、その気持ちさえあれば十分です)、自分の気持ちをゆっくりと見つめ直してみると良いと思います。
中学受験を目指す皆さんがこの貴重な経験をほかでもない「自分ごと」ととらえ、辛い中でも充実感や達成感を日々感じられること、そして、この日々を乗り切った先に素晴らしい宝物をたくさん得られることを心から願っています。
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