【日能研】算数の応用などの「考える力」を育む方法を教えてください!

西村則康近影

西村則康 名門指導会代表

40年以上、難関中学・高校受験指導一筋のカリスマ家庭教師。
「なぜ」「だからどうなる」という思考の本質に最短で入り込む授業を実践している。受験を通じて親子の絆を強くするためのコミュニケーションをアドバイス、コーチング手法も取り入れ、親子が心底やる気になる付加価値の高い指導を行う。

Q.

5年生の子どもの母です。算数で「考える力」を身につけるのはどうしたらよいのでしょうか。カリテの共通の前半の問題は点数が取れるのですが、共通の後半や応用になると、あまり考えようとしない傾向があります。
「もう少し考えてみたら」と声をかけるのですが、粘って考えるのが苦手なようです。普段の学習でもそうなので、6年生になってからが少し心配です。

A.

同じ悩みを抱えている親御さんはとても多いです。これは特別な悩みではなく、算数に関するご相談でもっとも多い質問のひとつです。

長い目で見て「考える習慣」をつけていきましょう。その習慣化がポイントとなります。その習慣をつくるために、以下のように意識を変えることから始めてみてください。

  1. 「難しい問題」にぶつかっても、とにかく問題文の数字や条件を書き留める
  2. 書き出した条件をもとに、解法図を書く
  3. それを類題に応用する

①「難しい問題」にぶつかっても、問題文の数字や条件を書き留める
はじめから「正しい答え」を出そうとはせず、とにかく問題文に書かれている数字や条件を書き出す習慣をつけましょう。はじめのうちは「何か書いている」というだけでも良いと思います。条件を箇条書きにできるようになったら、次に、そこから新たにわかることを書き足してもらいましょう。

これは、どのお子さまも必ずできると思います。問題の難易度に関係なく、やるかやらないかの行動なので、少しでも進歩があれば褒めてあげてください。「難しい問題」に対して向かっていく習慣づけにつながります。

②書き出した条件をもとに、解法図を書く
次のステップとして、書いた条件をもとに解法の図を書きましょう。これは解法の手順やどんな図を書いたらよいのかの知識の有無に左右されるので、わからないなら解答を見て図を真似てもよいでしょう。その時に、図の中の数字の意味をちゃんと考えながら写すことを心がけましょう。

③それを類題に応用する
解法を写したあと、類似する問題にどのように応用できるか大きく振り返っておきましょう。「この手の問題にはどのようなアプローチが必要か」をノートに書き留めておけば、解法の糸口をつかめるきっかけにつながります。

そして、類題が出たらとりあえず解法の図を書いてみることです。この時、間違いを恐れないようにしてください。試したことを褒めてあげると、お子さまが試行錯誤することを身につけることができます。それが自信となって、次も解法図を使ってみようという前向きな姿勢が生まれます。なにより、ひとつでも多くの成功体験を作ることが大事なので、とにかくどんどん試させてあげましょう。

以上が、算数の「考える力」を育む手順となります。難易度が高すぎる問題は、無理にやらせる必要がありません。カリテなら正答率が出ますので、30%以上を目安にして取り組めばよいと思います。

状況はそれぞれのお子さまによって異なると思います。算数の考える力をより強化したいとお考えなら、ぜひ名門指導会の有料体験授業、有料電話相談にお申し込みください。

       

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