男子御三家「開成」「麻布」「武蔵」の校風と入試傾向について

 首都圏の中学校の中でも、最難関といわれる「男子御三家」。
今回は、そんな「男子御三家」について詳しく解説していきます。
近年の入試傾向についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

1. 「男子御三家」の共通点は高い学力、生徒の自主性
 ●東大合格者が多い「開成中学校」
 ●得意分野が光る「麻布中学校」
 ●文系に力を入れる「武蔵中学校」
2. 「男子御三家」の入試傾向は、考えて書かせる記述式
 ●開成中学校
 ●麻布中学校
 ●武蔵中学校
3. それぞれの校風と入試傾向をよく理解して

1. 「男子御三家」の共通点は高い学力、生徒の自主性

 中学受験で耳にする男子御三家とは「開成」「麻布」「武蔵」の3校を指します。
それぞれカラーは違いますが、共通点があることがわかります。
それは、現役東大合格者の数を見てもわかるように、非常に学力のレベルが高いこと。
そして勉強だけではなく部活や学校行事にも盛んなことです。
その運営は生徒に任されていて自主性が重んじられています。

 一方で、大学受験に捉われてない独自のカリキュラムを展開していて、その内容はとてもユニーク。
そうした校風に魅力を感じ、多くの受験生とその親たちに憧れの存在になっているのです。

 では具体的に御三家の校風について見ていきましょう。

●東大合格者が多い「開成中学校」

 1871(明治4)年創立の男子校。
「知性」「自由」「質実剛健」を重んじた教育内容で、勉強だけでなく部活や学校行事も盛ん。
特に運動会に対する気合いの入れ方は相当なもので、全体的に体育会系の雰囲気の学校です。

 男子御三家の中で唯一、高校からの募集もあり、開成高校からの東大合格者170名(2016年度)と、近年、連続全国1位の合格者数を誇ります。
東京都荒川区西日暮里所在。中学校300名、高校100名募集。

●得意分野が光る「麻布中学校」

 1895(明治28)年創立の男子校。
「仲間を大切にしながら豊かな人間性をはぐくむ」を教育理念として掲げている自由闊達な校風で、その自由さは文化祭や体育祭を訪れるとよくわかります。私服で茶髪率も高く、伸び伸びとした学校。

 学力も高く、2016年度の現役東大合格者は56名を数えます。
「書かせる」教育を実践していて、定期試験は記述問題中心で、各教科でもレポート課題が出されます。
東京都港区元麻布所在。中学校300名、高校募集なし。

●文系に力を入れる「武蔵中学校」

 1992(大正11)年創立の男子校。
建学の精神として「東西文化融合のわが民族理想を遂行し得べき人物」「世界に雄飛するにたえる人物」「自ら調べ自ら考える力ある人物」を掲げています。
自由と自主性を重んじる校風で校則がなく、生徒自身の責任と判断に委ねています。

 学問の本質を学ぶような授業が多いので、近年は進学実績がやや低迷していて、2016年度の現役東大合格者数は19名。
東京都練馬区豊玉上所在。中学校160名、高校募集なし。

2. 「男子御三家」の入試傾向は、考えて書かせる記述式

 各校の入試傾向と対策について簡単にご紹介します。

●開成中学校

国語:文章量が多く、漢字の書き取り以外は記述問題。
客観的で論理的な記述が求められ、難易度が高い。

算数:綿密な作業力と、問題の条件を正確に読み取る力を問われる。
解答用紙には式と答えだけではなく「考える力」を書かせるスペースがある。

理科:設問は選択問題、記述、作図などオーソドックス。
他校ではあまり出題されない目新しい問題が出されるため、対応力が必要。

社会:40分で50〜70問の設問を解かなければならず、幅広い知識が求められる。
開成の周辺や東京を素材にした「ご当地問題」は毎年出題される。

●麻布中学校

国語:長文の物語文1問の大問で、設問数は15問程度。
そのうち10問が本格的な記述問題で、とにかく書かせる問題構成。

算数:文章題では「速さ」「割合」が頻出。
図形問題では他校で見られないような斬新な問題が多い。論理的に考えて解く力が求められる。

理科:通常の受験参考書には書かれていない出来事や事象が題材の問題がある。
一般の受験知識に加え「なぜそうなったか」など考える習慣が必要。

社会:記述問題が大半で、知識を求めるものと社会的な視点で自由記述するものがある。
記述の分量は400〜800文字程度。

●武蔵中学校

国語:字数制限のない記述問題が5問出題され、最近は随筆文、説明文も出題されている。
論理的にまとめあげる「要約力」が求められる。

算数:地道に書き出す「調べ上げ問題」が毎年出題される。
問題文以外の空きスペースはすべて解答欄で、とにかく書かせる。

理科:独自の「おみやげ問題」と呼ばれる、みかんやゴムなど実際に実物を観察させ、考察の結果を記述さ1る名物問題がある。
思考力、観察力が求められる。

3. それぞれの校風と入試傾向をよく理解して

 以上、男子御三家の校風と入試傾向をご紹介しました。
それぞれに個性があるので、それに応じた受験対策が必要です。
御三家を目指すなら入学した後のことも考えておくことも大切。
志望校選びの参考にしていただけると幸いです。

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