中学受験 専門の家庭教師集団 - 名門指導会

2017年中学入試 傾向分析

2017年の中学入試も終わり、名門指導会の講師と共に学んできたお子さんたちも無事に志望校への合格を果たされました。
西村をはじめとする名門指導会の講師が集まり、今年度の入試問題の振り返りを行いました。
プロ講師による2017年中学入試の傾向と分析を、中学校別、科目別に公開しています。
2018年の入試対策にお役立てください。

◆2017年中学入試 算数の傾向分析

【総評 算数】

今年も一言で言えば「例年通り」の出題であったといえます。
これまで処理力を問う問題を多く出題していた学校は今年も処理力中心の出題であり、思考力を問う問題を多く出題していた学校では今年も思考力を問う問題が中心でした。
細かく見れば出題分野や難易度に変化の見られた学校もありますが、この点は学校ごとの分析で詳しく解説します。

受験者平均点および合格者平均点を公表している学校がありますが、難関校では塾で学習するタイプの定型的な問題では高得点となる反面、目新しい問題が出されると大きく得点率が下がる傾向にあります。

折しも昨年12月に公表された学習指導要領改訂の方向性でも「何を知っているか」以上に「何ができるようになるか」を意識することの重要性が指摘されており、塾等で様々な手法を身につけ使えるようにするだけでなく、その過程において算数・数学的な思考法を身につけることが難関校の入試を突破するためにも重要になっています。

「算数・数学的な思考法」は入試問題を解く上では主に問題解決の糸口を見出す際に重要になります。
具体的には見たことのない設定であってもその状況を整理・分析し、わかりやすいモデルに置き換える、規則・法則等を見出すなど論理的に思考することが大切です。
その際には「思考」といっても問題を前に単に考え込むのではなく、具体的に書き出す、図や表などに整理するといった動作が重要になります。

また「今わかっていること」と「問われていること」を明確に意識し、それをつなぐにはどうすればよいか考えることも大切です。

一方的に教わり続けるだけでなく、このように自ら手や頭を動かして考えることが思考力につながります。

【補足】

◆難易度について
  • A:その学校の受験生の多くが正解できると思われる問題
  • B:その学校の受験生で差がつきそうな問題
  • C:正解できれば他の受験生に差をつけられると思われる問題

B、Cについてはその中で易しめのものには−、難しめのものには+がついている
は前の設問と連動しており、その前の設問が解けた場合の難易度を表している

◆処理について
  • 1:計算、作業が少なめである問題
     (概ね1分以内に解決できるもの)
  • 2:計算、作業が標準的である問題
     (概ね1〜2分程度で解決できるもの)
  • 3:計算、作業が多めである問題
     (概ね2分以上かかるもの)
  • 4:計算、作業が煩雑または間違えやすく、時間内に正解することが大変な問題
◆思考について
  • 1:定番問題など、一読してすぐに考え方が浮かぶもの
  • 2:方針を立てるまでに多少の整理、思考が必要なもの
  • 3:方針を立てるまでの整理、思考がやや大変なもの
  • 4:試験時間内に方針を立てることが難しいと思われるもの

◆2017年中学入試 理科の傾向分析

【総評 理科】

今年度の入試でも、上記のトップレベル校は、それぞれの学校の近年の傾向を踏襲し、個性豊かな出題となっています。文科省の指導要領の改定案や、アクティブラーニングの風潮の影響による変化はほとんど見られません。上位になればなるほど、自校の理科教育に確固たる信念を持っているからだと思われます。

もちろん、それぞれの学校において、知識レベル、思考レベルでの出題比重に差はあります。
また、麻布や武蔵のように、何十年も同じレベルの出題を続ける学校もありますし、開成や栄光、筑駒のように、ポジションの変化にともない算数の出題レベルとの兼ね合いで、以前と比べると傾向が若干変わっている学校もありますが、近年はほぼ一定していると言ってよいと思います。
知識レベル、思考レベルの濃淡の差、それが上位各校の個性となっていて、これらの学校を目指すお子さんは、それに沿った対策を怠らないことが重要だと言えます。

現在は各塾のテキストもブラッシュアップされてきているので、知識レベルの習得には、ある程度まではそれらが有効ですから、まずはそこを固めることが第一歩です。
さらに上の知識レベルを求めたり、思考レベルに磨きをかけることは難しいですが、まずは小さい頃からの「図鑑や科学的読み物に囲まれた」環境が重要となってきます。
ただ買い与えただけでなく、本人がどれだけそれらを手に取り、手垢にまみれるまで使い込んだか、むさぼり読んだかのバックボーンの要素が大きいのです。
同じ種類のものを何冊もそろえるより、いろいろな分野のものをそろえて、子どもが興味のあるものを擦り切れるまで使わせるのがよいようです。

ある程度わかるようになってからなら、タブレットなどで疑問に思ったことを、自分ですぐに調べられる環境もあるとよいでしょう。

あとは良質な入試問題に数多く当たることですが、やはりお薦めは麻布の理科です。12歳での教養として身に着けておきたい内容を毎年、手を変え品を変え問い続けています。昭和から平成になってもその質はまったく変化しないので、古い問題であっても色褪せることなく取り組めます。

いろいろな学校が麻布型の理科を真似て出題したり、数多くの塾が麻布の模試を毎年作りますが、いずれも出題が12歳の枠組みからはずれて難解すぎたり、「落ち」がなく出題意図が曖昧になったりと、本家の足元にも及びません。

関西の上位校や、関東なら麻布のような良質な問題に数多くあたり、その内容を膨らませて解説できる力のある先生に教わるというのが、思考力レベルを上げる王道となるでしょう。

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